ハワイ公演で愛媛PR みかん一座が来月イベント 出発前に踊り披露
愛媛CATV(松山市)が制作した映画作品が12月にハワイで放送されるのを前に、行政や民間でつくる実行委員会メンバーら14人が現地で番組や愛媛のPRイベントを行う。現地入りする一行が21日、松山市内で中村時広知事や野志克仁市長に意気込みを語った。
映画は、同市出身で米アラスカ開拓の先駆者・和田重次郎の生涯を描いた市内の劇団「みかん一座」の「オーロラに駆けるサムライ~和田重次郎物語」をもとに制作。11月1日に行われるPRイベントは、愛媛CATVが総務省の助成を受け、県、松山市、和田重次郎顕彰会、みかん一座などと連携し、ハワイで県産品を販売する愛媛フェアとタイアップして行う。
21日は、市内であった愛媛CATV開局25周年記念の会合で、みかん一座の戒田節子座長や顕彰会の上岡幹夫事務局長らが「愛媛と和田重次郎のことを精いっぱいPRしてくる」とあいさつ。みかん一座の5人が現地で上演する演目のうち、ミュージカルのテーマ曲の合唱や、道後温泉をテーマにした音楽に合わせた踊りなどを披露した。
中村知事は「愛媛とハワイは交流が積み重ねられてきた。皆さんが感動してくれると思うので頑張ってください」と激励した。
一行は10月31日に2泊4日の日程で出国。在ホノルル日本総領事館も訪問する。